真多呂人形の雛人形は、優しく微笑む丸みを帯びたお顔が特徴で
眺めれば眺めるほど味わい深く、心癒されます。

その可愛らしいお顔は、
童顔で丸みをもたせた、小さいお子様を思わせる愛らしい「子供顔」
幼さが残る顔立ちに女性らしさもただよう「少女顔」
平安時代の姫君を思わせる、格調高く気品あふれる「大人顔」

の3つのタイプがあり、一見どれも同じようなお顔の見えますが
一つひとつじっくり見てみると、それぞれに違った趣があり
二つとして同じお顔は無いことに気づきます。

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例えば、目を細めて微笑むお顔が多い中、
くりっと目を開けたあどけない表情の子供顔の瑞希雛セットや、
少し首をかしげ、仲睦まじく語り合う少女顔の春霞セットなど
他とは少し違った様子の雛人形もあります。

比較的子供顔を選ばれる方が多いようで、お客様の声の中には
自分が小さい頃、ひな人形の顔がスーッとして冷たい感じで
こわかった事を覚えているので、娘には可愛いお顔の
真多呂人形を選んだという方もいらっしゃいます。


また、傾向として、伝統の様式美漂う真多呂 雛人形には少女顔や大人顔が多く
現代の生活様式に合ったモダンなタイプには子供顔や少女顔が多くあり
例えば、和室の飾り棚や床の間には伝統的なお顔の雛人形を選び、
洋室に飾るならモダンタイプを選ぶなど、雛人形を飾るお部屋の雰囲気に合わせて
お顔のタイプを選ぶという方法もあります。


どの雛人形にするかは、衣装や小物、大きさなども考慮する必要がありますが、
年を追うごとに飾りつけが億劫になることなく、永く愛されるためにも
お顔選びは妥協せず、一番のお気に入りを選ばれることをおすすめします。

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